2018.03.23の水道公園の様子

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春がやって来る前の日記を、春に書く。

物語を作るのはいつもそういう時なのか。

 

2018.03.22の水道公園の様子

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コンビニで買った傘を電車の中に忘れてしまったのに気づいたのは、電車のドアが閉まって次の駅に出発したまさにその瞬間。

幸いなことにさっきまで降っていた雨が止んで、油断していたのが不運にも災いした。

実際には疲れてウトウトしていた為、降りる駅で目が覚めて急いで降りたのも大きな原因といえよう。

 

ホームに人はまばら。

名も知らぬ、お互い全く興味もないであろう者たちが何の因果かこの駅のホームに集まり、その人生に何の影響もしあうことなくそれぞれの家路につくと言う。

私はそんな一見どうでもいいようなことを考えながら、コンビニ傘が意外と高かったので勿体無いことをしてしまったが、結局わざわざコンビニの傘くらいなら忘れてもいいのではないかなどと思いながら、改札を抜けて駅を出たのだった。

 

2018.03.21の水道公園の様子

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前日の喧嘩のことをなかなか吹っ切ることができず、ひとりあてもなく車を走らせていた。

普段からすれ違いが多かったのは仕方ないが、きっと昨日はお互いの気持ちが悪い意味で正面からぶつかったのだと思う。

誰もいない公園に来たはずが、やはりいつもと同じ光景がそこにあるだけで、このやり場のない気持ちはどこに向かわせれば良いのかを思案するでもなくタバコに火をつける。

 

いつの間にか彼はそこにいた。それもいつもの光景。

特に話しかけるでもなく、まるで作業のように淡々とそこに佇み彼の目の前に広がる世界を正確に記録し続ける。

タバコの煙が風にのって漂ってくる。

最後の一本を吸い終えたのか、彼は軽く会釈をして坂を下りていった。

これもまるで儀式のように彼と遭遇した時は決まって行う。

いったい何を考えて毎日ここに来るのか、今度会ったら聞いてみようと思った。

 

ぼんやりと、今までのこともどうでも良くなってきたのだった。

 

2018.03.20の水道公園の様子

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ひどい頭痛に悩まされ、夜中の3時に目を覚ます。

カーテンの隙間から街灯の青白い光が薄く漏れてくる。

水をコップ一杯飲み干して、開きっぱなしの手帳の5月のページが侵入してきた外の光に照らし出されているのを確認した。

きっと明日はいい天気だと確信したら、午前3時の睡魔が再び眠りに連れ戻してくれるの待つ自分に、そっと囁きかけた気がした。

疲れたから寝る。

ちなみに寝る前に見たテレビの天気予報は雨だった。